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内視鏡ストレッチャー|左京区修学院のあおき消化器内科クリニック|青木 信裕

京都市左京区修学院のあおき消化器内科クリニック
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内視鏡ストレッチャー

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日本国特許取得済みの内視鏡用ストレッチャーを紹介します

このベッドは、つらい内視鏡検査を受けられる患者さんの苦痛を少しでも取り除きたい、介助者の苦労を少しでも減らしたい、内視鏡検査や手術中の内視鏡医のストレスを少しでも軽減したい、という医療現場の願いが実現された内視鏡用ストレッチャーです。

国際特許PCT出願、アメリカや国内主要学会発表2-5)、日本国特許を取得1)されて上市されたものです。国際的な評価もあり3)、安心・安全・安楽な内視鏡検査への気配りがされた内視鏡設備の整った施設で普及しております6)

特徴はベッドの上に回転・昇降する足台が付いていることです

大腸内視鏡検査中、患者さんの足組みが必要となる体位変換は97.6%で行われていることが調査から明らかになっています2)。患者さんのつらさを軽減するための鎮静内視鏡検査は、鎮静剤使用で力が入らなくなった患者さんの足組みを支えるのに割く介助人員不足や、検査中後の状態観察に割く設備や看護不足の問題があり日本では普及が遅れています。この特許取得済内視鏡ストレッチャーは設備面から患者さんと介助者と検査医の負担を軽減する内視鏡ベッドの形態が追求されています1)。日本発で開発され、世界の内視鏡検査のスタンダードなベッド形態になっていくと思われます6)

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側臥位
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仰向け

ベッド上の足台は回転・昇降する機能があるので、患者さんが側臥位でも仰向けでも体格差があっても、検査医の大腸内視鏡操作野が広く確保できるように工夫されています2)4)5)。足台の使用により患者さんの体位が安定することから、検査医は大腸内視鏡操作性が向上して検査や治療がやりやすくなり2)、検査も早く終了することが分かりました4)。また、足台の使用で患者さんの検査の辛さが意識調査で改善されていました2)4)

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上下部内視鏡検査が鎮静下でも、足台が下腿をやさしく保持するので、患者さんの足を介助者が押さえつけて抑制する必要がなくなりました2)4)5)。体位変換を足台がサポートするようになったので、介助者は患者さんと検査医に対する介助に専念できるようになり、介助者のストレスが軽減しました2)4)5)。ベッド柵もあるため安心して安全に検査中後も経過観察できるようになっています5)

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側臥位
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仰向け

足台を使用すると仰向けでは両下肢挙上する体位となるので血圧低下が防止できることから、鎮静剤使用による血圧低下にも対応できるようになっています4)5)。足台使用で患者さんの腹部の緊張が取れて用手圧迫がしやすくなり大腸カメラを挿入しやすくなる効能もありました4)5)

このベッドは苦痛の少ない、安心・安全・安楽に受けられる内視鏡検査に不可欠なものであると実感できます。

足台を取り外して蓋をすると内視鏡ストレッチャーに早変わりします5)6)。胃カメラ検査にはこの状態で使用できます。転倒のリスクなく鎮静内視鏡検査後に回復室までそのままストレッチャーで移動して、ゆっくりお休みいただくことができます。

特許取得済み内視鏡ストレッチャーを使用した大腸カメラを当院でも受けることができます。

当院の回復室は自然光の入る広いスペースを確保しており、ゆったりとくつろげるようにアメニティーが充実しております。

各種伝染性感染症対策にも有用な特許内視鏡ストレッチャーです

エアロゾル拡散低減のためコロナウイルス感染症や各種伝染性感染症の予防に適度な深さの鎮静が有用です。検査に関わるスタッフの接触や数を減らすことも有用です。ゾーニングについても日本消化器内視鏡学会ガイドラインから推奨されています。

本特許内視鏡ストレッチャーは適度な深さの鎮静剤使用内視鏡検査で起こりうる血圧低下が下腿載置台を使用することで予防できます。下腿をスタッフが抑制・保持し続ける必要がなくなることによるスタッフの接触や数を減らすこともできます。コロナウイルスや各種伝染性感染症対策に有用です。またストレッチャーのまま移動することができるのでゾーニングやベットの使い回しによる各種伝染性感染症リスクを減らせます。

当院は内視鏡ベッドに関する様々なお問い合わせも受け付けております

患者さん、医師、コメディカル、医療機関、卸、メーカー様などからもお問い合わせを随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

内視鏡用ベッドは各種特徴のあるものに改良されて商品化されて上市しており、広く医療機器として入手可能となっております。ベッドのカラーバリエーションも多く、価格も安価なものからそろえられております。詳しくは卸しや以下の会社へ問い合わせください。

当院に複数整備されている特許内視鏡ストレッチャーは発明考案と商品普及の功績が評価されて京都府発明考案功労者賞を受賞しています10)。また、京都府チャレンジ・バイ認定新商品7)に認定されております。京都府下の診療所、病院様の導入経費の半分(100万円まで)を京都府が補助してくださる制度があり活用いただけます。詳しくはこちら7)を参照ください。

患者さんを抑制せず、スタッフの接触を低減し、かつ鎮静内視鏡検査も安全に可能な、コロナ感染対策にも有用な内視鏡ストレッチャーです。コロナ渦を契機に感染対策意識が向上し、導入される医療機関が増えています。コロナ感染対策の一環として安全な内視鏡環境整備にもご検討ください。詳しくはこちらを参照ください。

特許取得済み内視鏡ベッドの快適さと便利さと安全性を実感していただきたいと思います。世の中を便利にする発明1)8)9)が日本の医療の現場から実現することは喜ばしいことです。最新の内視鏡ストレッチャーを使用した当院で胃カメラや大腸カメラを受けていただき、病気の早期発見・早期治療に心がけて健康に過ごしていただくことに貢献できれば幸いです。

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  1. 日本国特許(特許第5779300号)発明の名称:「大腸内視鏡検査用下腿載置台及び大腸内視鏡検査用ベッド」、発明者:青木信裕.
  2. 第87回日本消化器内視鏡学会総会, 福岡国際会議場, May 16, 2014, O24-09 医師と介助者と被検者の負担を軽減する新規大腸内視鏡検査用下腿載置台の開発.青木信裕
  3. DDW2014, Chicago, May 3, 2014, Sa1431 A new invention of Lower Leg Holder for an examinee contributes to safer colonoscopy. Nobuhiro Aoki
  4. 池田宗弘, 青木信裕:介助者の負担を軽減できる新規大腸内視鏡検査用下腿載置台の開発.日本消化器内視鏡技師学会会報2014;53:51-52.
  5. 池田宗弘, 青木信裕:被検者・介助者・検査医にやさしい内視鏡ストレッチャーの開発.日本消化器内視鏡技師会会報2015;55:115-117.
  6. 医療界ヒット商品最前線「株式会社高田ベッド製作所 内視鏡検査用ベッド垂直電動MFWタイプTB-1283」2016年9月 『月間メディカル・クオール』 No.262 P42-45
  7. 京都府チャレンジ・バイ福祉・医療関連商品・サービス導入促進補助金
  8. 実用新案登録(登録証第3215534号)発明の名称:「外筒チューブ固定具とこれを有する排液キット」 、発明者:青木信裕
  9. 日本国特許(特許第6832027号)発明の名称:「大腸内視鏡検査用穴あきパンツ及び大腸内視鏡検査用穴あきパンツ用防護体」、発明者:青木信裕.
  10. 第66回京都府発明等功労者賞(発明考案功労者賞)受賞、受賞者:あおき消化器内科クリニック 青木信裕
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